社会福祉法人思恩会

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養護老人ホーム「思恩園」 主任生活相談員Cさん

プロフィール
宮城県出身。仙台の専門学校を卒業後、新卒で七窪思恩園に入職。現在は思恩園に転属し介護職を担当する15年目。
趣味はDIY全般。

仕事に就いたきっかけ家族の介護や学生時代の経験から福祉の仕事を目指す

子どもの頃に寝たきりだった祖母を介護する親の姿を見てきました。手伝いたくても子どもではなかなか難しく、親がとても大変な思いをしているのを感じていて、自然に福祉の進路を考えるようになりましたね。
また、家の近くに児童養護施設があり、小学生の頃にラグビーを通して交流を持ったのですが、その時に親と離れて暮らす子ども達の存在を知りました。子どもやお年寄り、その人たちを支えるたくさんの大人と触れ合う中で、自分が誰かの役に立てるようになりたいという気持ちになって、保育士、介護福祉士を目指しました。

現在のお仕事はどんな仕事?入居者さんの相談役、役所やご家族のやりとりもこなす

養護老人ホームで生活相談員として仕事をしています。
様々な悩み、病気や障害をもっていても、その人が自分らしさを失うことなく安心した生活を送ることができるようサポートしていくことが仕事ですね。

悩み事だけでなく、昔の思い出や最近の楽しい出来事の話など、いろんな話を聞くことができると入居者さんとの距離がぐっと近づいた気がして嬉しくなります。話し相手になることが一番の大きな仕事かもしれません。

そして、ただ話を聞くだけではなく、その思いに寄り添い、近づけ、叶えることも大事にしています。高齢になっても夢や希望を持っていただきたい、そうすれば皆さんの生きがいにも繋がります。まだまだ叶えられないことが多いですが…

また、行政とのやり取りやご家族との連絡も大切な仕事です。特に、ご家族と疎遠な入居者さんもいるので、本人の生活の様子をお伝えしたり、本人の誕生日にご家族からメッセージが届くように働きかけをしています。本人とご家族を繋ぐ手助けをすることも、生活相談員の大事な役割ですね。

仕事で良かったこと、大変だったこと入居者さんに楽しんでもらうためのイベントを実施

入居者さんに楽しんでいただけるよう、実は、イベントを組んだりするのも仕事のうちです。コロナ前は夏まつりの開催を取り仕切りました。地域の方を含め300〜400人規模なので、何か月も前から準備します。これはとても大変だったけど、達成感もすごかった。いろいろ調整するのがとにかく大変、あれほど大変な業務はなかったですね(笑)。

あとは、思恩園があるこの思恩会福祉ヴィレッジの建設にも携わり、施設内の様々な仕様や間取りなどを検討していきました。工期も決まっていてこれまた大変だったけど、完成した後は、みんなが喜んでくれてとても嬉しかったです。福祉関係以外には大工さんにもなりたかったので、少しだけ夢が叶いました(笑)。

あとは、入居者さんの中に出身地の「新庄まつり」に行きたいと長年言っていた方がいて、それを施設の旅行として実現したことがありました。現地で山車を見て感動されていたのを今でも覚えています。施設で見せる顔とは違うんですよね、いきいきしているというか。生きがいにも繋がると思うので、コロナ禍が大丈夫になってきたら、また入居者さんの希望を叶えていきたいと思っています。

思恩会はどんな職場ですか?福利厚生が厚く、スタッフ交流が活発

入職して知ったことは、福利厚生が充実していることです。資格取得やスキルアップに対する助成もあり、性別年齢関係なく活躍している職員がたくさんいます。

あとはスタッフの交流がしっかりしているのも良いところですね。職員の会があって催しもあり、施設をまたいでみんなで情報共有もできる。一緒に働く仲間同士の交流を通してお互いを大切にする気風が自然に生まれて来ますし、そういうところが入居者さんにも伝わっている感じがありますね。

これからの未来は?夢をもって幅広く福祉の世界にチャレンジ

とにかく夢をもっていきたいですね。仕事面ではもっと幅広い業務に携わって、福祉の世界でより広く役に立つことを目指して、まだまだ知らないことにもチャレンジしていきたいです。プライベートでは、息子と釣りやDIYで何かを作ったりするのが好きなので、いつかキャンプ場を作りたいという夢があります(笑)

就職活動中の皆さんへのメッセージ

どんな仕事もひとりで悩むことはなく、サポートがしっかりしている職場です。ひとりにはさせないので安心してください。ぜひ、見学もお待ちしております。