社会福祉法人思恩会 理事長 原田 道芳
コロナ禍の中で迎えた令和三年、終息の目処もないまま半年を経過しようとしております。
これ迄、地域の皆様や多くの方々と共に楽しい時を過ごした合同行事等も全て中止となる中で、各施設に於いては職員の方々の創意工夫による季節折々の行事や催しを楽しんだり、地域の皆様の御厚意により旬の味覚をいただいたり、限られた生活の中でも多くの笑顔が見られた一年でもありました。
自粛・三密・不要不急・マスク着用等々は常用語となりつつある中で、今後の生活態様も大きく変化するのでは……と感じさえ致しております。
ワクチン接種が広く行き渡り、一日も早い終息を祈念致しております。
さて、思恩会高齢者福祉施設建設工事も、着工迄は長時間を要しましたが、その後工事関係事業者皆様の努力により順調に経過致しており今秋十月末完成見込みとなっております。
近年の自然災害の猛威・拡大に少しでも安全・安心な生活を目指しておりますと共に、思恩会の持てる福祉サービス機能を一同に集約し、地域の皆様の期待に応えられる様、さらには趣味・特技を生かしてのクラブ活動や御茶を囲んでの談笑等々交流スペースを存分に活用いただき、まさに「ふれあい」の場として利活用いただきます様、私共役職員一同期待し願っております。